本日より19年度の夏キャンプが始まりました。
今年もキャンプシーズンの幕開けは｢わくわく探検隊①｣からです！

今年は梅雨が長引き、全国的に日照不足の中、
キャンプの舞台である湖南町も例年以上に涼しい、むしろ肌寒いと感じる中でのスタートとなっています。
しかし、そんなことも子どもたちには関係なし！
福島校に着いた時からみんな仲良くなり、わいわいにぎやかに荷物入れを行います。

そしてまずは名札とバンダナづくり。
この3日間は子どもたちもスタッフもみんなキャンプネームで呼び合います。
普段から呼ばれ慣れているものにする子もいれば、このキャンプ限定の呼び名を考える子。
考え抜いた末に全員無事に名札・バンダナが準備できました。
　

　

お次はキャンプで初めてのご飯の時間。
夏の風物詩、ウェルカム流しそうめんです！
｢準備するよー｣の一声で、テーブルの撤去や流し台の設置まで、
みんなが積極的にお手伝いしてくれ、あっという間に準備完了。
　

流しの手が追いつかなくなるほど、そうめんはあっという間にみんなの胃袋の中へ。
他にもきゅうりやトマト、みかんなどの変わりネタも流しながら、おいしく楽しい昼食となりました。
　

　

そしてオリエンテーションの時間...
というのがいつもの流れなのですが、今回はここで川遊びのための水着に着替え、
その上に服を着て近くの体育館へ行くという行程に変更！

というのも、夏の暑さから涼を求めるために行くのが川遊びですが、
今年のように気温が思った以上に上がらない中で冷たい川に行くのはなんだかモチベーションも上がらない。
だったら川に行く前に体育館で思いっきり走って身体を温めてから川へ行こうということにしたのです。

これも自然と上手に付き合いながら、子どもたちみんなとつくっていくキャンプの醍醐味です。

ひとしきり体育館で走り回り、一旦オリエンテーションを挟みます。
ちなみにオリエンテーションを始めるために、
｢みんな、円の周りで丸くなって！｣
というかけ声をしたら、こんな状況になりました。


みんなユーモアのかたまりですね(笑)

オリエンテーションでは、キャンプのスケジュール確認や自己紹介、約束事の確認などをしました。
特に自己紹介では、キャンプで楽しみにしていることを話してくれたり、
みんなしっかりと自分の言葉で話している姿が印象的でした。
　

　




さぁ、そしてお待ちかねの川へGO！
網を片手に水草の中をガサガサするもの、浮き輪を使ってぷかぷか浮かぶもの、
ゴーグルつけて潜ってみるもの、水を掛け合うものなど、それぞれが思い思いの遊びで楽しみ、
あっという間に時間が過ぎていきました。
　

　

　


川で冷えてしまった身体を温めるには、これが一番です。
そう、お次はドラム缶風呂の時間。
おじいちゃんおばあちゃんの話や、マンガの世界では聞いたことのある下から直接火を入れるドラム缶風呂。
実物を見たときの子どもたちの歓声がまたいい感じでした。
もちろん、実際に入ってみた時の表情は本当にうれしそうです。
　


お風呂の後は、晩ごはんの時間。
体育館や川でたくさん遊んだということもあって、晩ごはんではおかわりが続出。
すべてのメニューが完売するという大盛況ぶりでした！
　


そして、ご飯終わりの食器の片付けはホールアース流です。
普段は洗剤を使ってごしごし洗ってしまいがちですが、環境への負荷、自分たちが遊ぶ川や湖のことも考えてキャンプ中の食事の片付けは洗剤は使いません。
ゴムベラで食べかすをきれいに落とし、使わなくなった服の切れ端(＝ウェス)で油汚れを取り、米のとぎ汁で食器を洗う。
少し手間のかかるやり方ですが、キャンプに来て実際に川で遊んだ後だからこそ、きれいな川を守りたいという気持ちも持ってくれたのでしょうか。
子どもたちは説明もしっかり聞き、みんなきちんと片付けをしてくれました。

晩ごはんの後は夜の探検、ナイトハイクへ出発！
夜にしかできない様々な実験・体験を通して、人間の身体の不思議、夜の静けさ、怖さ、自然の雄大さなど、
いろんなことを感じてもらえたことでしょう。


1日目からたくさん遊んだ影響からか、今はもうみんなぐっすりと眠っています。
明日は猪苗代湖へお出かけする日。
明日も元気いっぱいな姿を乞うご期待！！


ホールアース自然学校福島校
キャンプ長　たるる