雪の森アドベンチャー2日目を迎えました。
この日の朝は起きて外に出たらスタッフもびっくり!
昨日まで雪のなかった福島校周辺もあたり一面が真っ白に!!
これなら今日の遠征先の裏磐梯は間違いなく...
期待に胸膨らませながら、子どもたちの起床時間となりました。
起きて着替えをした子から、昼ごはんとなるサンドイッチ作りをします。
たまごサンドとジャムor(and?)あんこサンドの2種類を、まずは自分の分を作ります。
自分の分が作り終わったら、スタッフ分、おかわり分とみんなで協力して進めていきます。
朝の一仕事を終え、朝ごはんの時間。
この後の冬の森探検に備え、みんな朝からモリモリでご飯を食べます。
食事後の片付けも、昨日学んだやり方でしっかりと行います。
片づけが終わったら、スキーウェアに着替え、お昼ごはんをカバンに詰め込み、雪に囲まれた森の中へ出発!
移動中の車窓から見える景色が、目的地に近づくにつれ白く染まっていきます。
そして目的地に到着、車から降り、かんじきの準備に入ります。
昨日の夜のことを思い出しながら、スタッフの手も借りながら一所懸命かんじきを装着していきます。
全員の準備が整い、いよいよ今回のキャンプのメインイベント、雪の森の探検がスタートです!
まず私たちを出迎えてくれたのは、前夜から今朝にかけて降り積もった新雪の絨毯、そして雪化粧した森の木々でした。
この光景には子どもたちはもちろん、スタッフからも感嘆の声が漏れてしまうほど。
さらにこの日は当初の天気予報がいい意味で外れ、風も穏やかで時おり晴れ間が覗く場面も。
雪に包まれた木々からの木漏れ日はまさに幻想的な光景でした。
この自然からの思わぬプレゼントに、子どもたちの足取りも軽やかになります。
歩き始めて数十歩、さっそく雪の森ならではの光景が。
新雪の地面に野生動物の足跡がはっきりと残っていました。
状態から推定して、昨夜から今朝にかけて残されたもの、
つまり、子どもたちが通る数時間前に同じ道を野生動物が通ったということを示す証拠です。
普段の生活ではめったに感じることのできない野生動物の気配を、確かに実感することができた瞬間です。
さらに今回の森探検では、安全管理をしっかりとした上で、子どもを先頭に道を進むかたちで行いました。
先頭に立つからこそ見えてくる風景、広がる世界、道を切り拓いていくという感覚...
私自身が冬のフィールドで感じたこの感覚をぜひ子どもたちにも味わってほしい。
そんな想いをかたちにさせていただきました。
今回は子どもたち全員がそれぞれのタイミングで先頭に立って歩いてくれました。
どんなことを感じ、どんなことを思ってくれたのでしょうか。
その後も森の中をずんずん進んでいくと、どこからか大きな水の音が聞こえてきます。
その正体がなんなのか、確かめるためにさらに進んでいくと...
現れたのは見上げるほどの大きな滝!
今回のビューポイントに到着です。
子どもたちからもたくさんの歓声が上がりました。
この滝の近くでお昼ごはんをとります。
森の中をたくさん歩いてお腹もぺこぺこ。
朝、自分で作ったサンドイッチと温かなスープで少し遅めのランチタイムです。
お腹を満たしたら、せっかくなので滝の見えるところで集合写真を。
その後は森の中をぐるっと1週して、全員無事に戻ってきました。
かんじきを脱ぎ、福島校へ帰ります。
ちなみに帰りの車は子どもたちは爆睡...かと思われましたが、
ほとんどの子が寝ることなく、仲間たちとわいわい話しながら、道中にぎやかに過ごしました。
帰ってきてからは荷物の整理をし、夕食です。
そして、前日同様、順番にお風呂に入ります。
その裏ではカルタやお絵かきなどをしながら、まったり...
と思いきや、ここでまたしても自然からのプレゼント。
ふと外に出ると、今夜は満点の星空が広がっていました。
暖かい格好をして、急遽星空観察会。
本当に短い時間でしたが、子どもたちは満点の星空を堪能。
なんと中には、人生初の流れ星を観た子も!
本当に贅沢な1日となりました。
今日もたくさん遊び、たくさん動き、たくさん食べ、
そんな日は眠くなっちゃいます。
昨日よりも早く、子どもたちは夢の中です。
明日はキャンプ最終日。
最後まで一緒に楽しもう。
ホールアース自然学校福島校
キャンプ長 たるる
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