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20ふくしま遊牧民キャンプ~わくわく探検隊-夏おもいっきりバージョン-~1日目【ホールアース自然学校福島校】

2020年7月23日


新型コロナウイルス感染症がなくなったわけではありませんが、
子ども達の成長に待ったはないため、この1年の時の重大さを真摯に受け止めつつ、慎重な議論を重ねた結果、
感染症対策を十分に施し、参加者の皆様にも参加前の検温などのご協力いただきながら
今夏の「ふくしま遊牧民キャンプ」を開催することとなりました。
詳しくはこちらのFacebook投稿もご参照下さい。

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今年もキャンプの夏が始まりました!
今年は例年よりも参加者数を半数とし、福島県内在住の方のみを対象に、
夏の楽しさが満載の『わくわく探検隊-夏おもいっきりバージョン-』を開催しています!
少人数な分、できるだけみんなの「やりたい!」と思ったことを実現できるよう、
詳細な行程は決めずに、参加したみんなで一緒に創っていくスタイルで3日間を過ごします。
自分たちだけのオリジナルキャンプ、どんな3日間になるのでしょうか?

まず集合したら、名札やバンダナに名前を書いて身につけます。
このキャンプ中に呼ばれたい名前=キャンプネームを考え、それぞれ作っていきます。
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すべて完成したらお昼ごはんです。
キャンプ初めてのご飯は、お肉の代わりにお麩を使ったその名も「あんた誰丼」です。
これから始まるわくわく満載の時間に向け、まずは腹ごなしです。
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キャンプ中のお約束のひとつに、「自分のことは自分でやろう」というものがあります。
ご飯の時に自分で使ったお皿やお椀はもちろん自分で片付けます。
片付けはホールアース流のやり方でみんなにもやってもらいます。

食べ終わったあとの皿についた汚れ。
この汚れは最終的にはどこにいってしまうのだろう?
汚れた水をきれいにするために誰がどんなことをしてくれているのだろう?
そんな話を交え、片付けの際に自分たちができる最大限のことをして、自然のことを大切に思うきっかけとしてほしい。

このような想いから、食器の片付けには一工夫をしています。
まず、お皿に残った食べかすはできるだけ食べる。
それでも残ってしまったものはヘラで丁寧に取り除き、
それでも残る油汚れは、着なくなったシャツなどの切れ端(=ウェス)を使って丁寧に拭きます。
ここまでやってはじめて流しにたどり着きますが、ここにも工夫が。
洗剤などは使わず、お米のとぎ汁を使って皿を洗い、きれいに流し、丁寧に拭きあげて片付け終了です。
(食器類の殺菌はその後スタッフがアルコール消毒、熱湯消毒を行っています)

少し手間のかかるやり方ですが、子どもたちもしっかりと実践してくれました。
このキャンプの間はずっとこのような片づけをするので、ぜひみんな上手にできるようになってほしいですね。
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お次はオリエンテーションの時間です。
お互いの自己紹介やキャンプの約束の確認、キャンプ中に遭遇するかもしれない危険生物について説明をしました。
そして、気になるキャンプのスケジュール発表ですが...
「起きる」「食べる」「寝る」以外は白紙の状態!
そんなスケジュール表を見てみんなびっくり!!
最初は「えぇーなにするの?」と不安がってましたが、
「逆にやりたいことをみんなで出し合って決めるよ!」
というと、「じゃあ○○やりたい!」「これもやる!」という風にどんどんスケジュールが埋まっていきます。

そして完成したスケジュールは
1日目
(廃校となった)校庭で遊ぶ
火起こしをして飯ごう炊飯
夜の探検

2日目
朝も飯ごう炊飯
川遊び
いきもの探し
夜も火起こしからの夜ご飯
きもだめし

3日目
フリーチョイス(遊びたいことを自由に決めて過ごす)

となりました。
もう、今からわくわくが止まらない、楽しいことたくさんのキャンプになりそうです。
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さて、早速近くにある廃校の校庭へ遊びに出かけます。
バドミントンや縄跳びなど、定番の野遊びもしましたが、
みんなから大人気だったのは虫取りです!
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チョウやバッタ、トンボなどを次々と見つけ捕まえていきます。
そして校庭だけに留まらず、その周辺にまで範囲を拡大して夢中になって虫を探します。
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校庭を出て探してみると、カマキリやキリギリスなど、さらに種類も豊富になり、
「やったー、捕まえた!」という子どもたちの声が次々に上がりました。
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思う存分遊んで、一度福島校へ戻ります。
遊んだ後は一仕事。
ご飯を炊くための火起こしをみんなで行います。

火起こしの仕方も色々ありますが、今回は火を赤ちゃんに見立て育ててゆくホールアース流の火起こし術をみんなに伝授します。
まずはスタッフからの火起こし術のレクチャーです。
「なぜだろう?」「どうしてだと思う?」ということを交えながら、一度実際に火を起こし、
そこまでの過程を見てもらいます。
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そして役割分担をして、実際に自分たちで火を起こしてみることに。
しかし、見るのとやるのとでは大違い。
ナタの扱いやマッチの点け方などに四苦八苦しながら、みんなで協力して作業を続けます。

また、同時に飯ごう炊飯用のかまども自分たちで手作り。
レンガをうまく積み重ねながら作っていきます。
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何度もトライ&エラーを繰り返しながら、みんなであーでもないこーでもないと言ってチャレンジし続け...
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ようやく火が点きました!
ここまでがんばったみんなに拍手です!

火の番も交代でして、待望のご飯の炊きあがり!
とてもおいしそう!
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お待ちかねの夕ごはんです。
自分たちで火起こしからして炊いたごはん、なんだかいつもよりおいしく感じる!
夜ご飯もみんなモリモリ食べました。
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明日以降もみんなには飯ごう炊飯をしてがんばってもらいます。
だんだんスムーズにできるようになるといいなぁ。

ご飯の後の片付けも自分たちでしっかりと行い、
1日目最後のプログラム、夜の探検=ナイトハイクへ出かけます。

暗闇ならでは実験をしたり、星空を観察したりしましたが、
なんとここでラッキーなことが!

みんなの目の前を光る何かが横切る...
そう、ホタルが飛んでいたのです!
例年のこの時期はホタルはすでにいなくなってしまうのですが、
今年はわずかながら残っていたのです。

思わぬ自然からのプレゼントにみんなも大喜びでした。
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1日目からたくさん遊んだこともあり、今はみんなぐっすり眠っております。
明日も川遊びやいきもの探しなど、やりたいことが目白押し!

2日目も元気に楽しもう!


ホールアース自然学校福島校
キャンプ長 たるる


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