アドベンチャージュニア　 第2回 「木こりになる」

力を合わせて1本の木を伐り倒す。木々の命と魅力を味わおう。

森林大国、日本。
私たちが森からもらっているものは、数え切れないほどたくさんある。
美味しい空気や水も、森があるから得られる。
家の中にも、学校にも、町のいたる所に木でできたものがたくさんある。

でも、そんな木は誰がどうやって伐り出し、
私たちのところにやってくるのだろう。

少し車を走らせれば、山々に行くことは簡単だけれど、
山登りで見る景色と、今回の森はちょっと違う。
さぁ、何が違うだろう？

​どんな木を伐るのがいい？
なんでもいいの？
いえいえ、ちゃんと伐りやすい木を見極めなければなりません。

​皆でのこぎりを使って、交代しながら伐っていきます。
倒れる瞬間の音、振動、一瞬の出来事を、体で感じてほしい。

​伐りたての木の香りは瑞々しく、水分がたくさん含まれている。
立っている時はわからないけれど、ずっしり重い。
そう、「生きていたんだなぁ」というのがわかる。

身の回りのどんな木の製品も、どこかの森で生きていた。
そして、そんな木があるから私たちの生活は成り立っている。

​一人ではなかなかできないけれど、
協力すればできるはず。

​2日目は、そんな木を使ってキーホルダーを作ったり、
アロマ水を作って香りを楽しみます。

​木の魅力を存分に味わう2日間です。