新型コロナウィルス感染症の報道が連日されていますが、
ホールアース自然学校福島校では行政および学会等の発表や統計情報を元に事業の実施可否について検討を進めております。
(春キャンプの催行判断につきましてはこちらの記事をご参照ください)
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クッキングチャレンジ2日目!
今朝は起きてびっくり!!
昨夜から季節外れの雪が降り、外は一晩で冬景色!
何かが起きそうな予感です。
朝起きて身支度ができたら、朝ごはんの準備をします。
今朝はおかずの1品、「きつね焼き」をみんなで作ります。
適当な大きさに切った油揚げに卵をくぐらせ、フライパンで焼いていきます。
おいしそうなきつねたまご焼きができ、朝ごはんです。
朝ごはんのあとは昼ごはんとなるおにぎりをみんなで作ります。
混ぜご飯むすびとたぬきむすびの2種類をみんなで協力して作りました。
おにぎりを持って、今日は地域の農家さんのお手伝いへ...
行くはずなんですが、この雪でどうなるのか?
子どもたちもそんな心配をしながら、ひとまず農家さんのもとへ出発します。
今日は湖南町で循環型のくらしを目指して活動している『NPO法人江湖村』さんにお邪魔し、
体験をさせていただきます。
着いてから案内してもらったのは屋上にあるビニールハウスの中。
今日は雪により、残念ながら農作業体験はできなくなってしまいましたが、
その代わりに木工体験をさせていただきます。
四角い木の板を加工して、お皿を作っていきます。
工具を使って、木を削り、紙やすりやカンナを使って形を整えていきます。
作業するみんなの姿は真剣そのもの。
あっという間に時間が過ぎていきます。
最後に焼きペンで思い思いに絵を描いたり、名前を書いたら完成です!
世界にひとつだけの素敵なお皿ができました。
(お皿は防水加工などはしておりませんので、お菓子の受け皿等に使っていただきます)
お皿作りのあとはハウスの中の小松菜の収穫をさせていただきました。
必要な分だけを見繕って、おいしそうに大きくなった小松菜をいただきました。
そして体験の最後は、動物のお世話です。
今日はニワトリのお世話をさせていただきました。
ニワトリにあげるエサは、昨日までに自分たちが作った料理で出た野菜くずです。
人間が食べない部分や食べ残しは、普段ならゴミとして捨ててしまいますが、
ニワトリがいることでそれらを食べてもらうことができます。
そして野菜くずを食べたニワトリは私たちに卵という恵を与えてくれます。
そしてまた、卵の殻を含めたくずをニワトリに食べてもらって...
こうした循環の中に、私たち人間もその一部として存在しています。
ただ卵をもらいにきたのではなく、お世話をしっかりとした上で恵をいただく。
少し難しいお話になってしまいましたが、子どもたちもしっかりと聞いた上でニワトリ小屋に向かいます。
エサをあげ、寒さ防止の籾殻をまき、卵をいただく。
ひとつひとつ丁寧にやらせてもらいました。
ここでいただいた卵と小松菜は今夜の料理に使わせていただきます。
動物のお世話も終え、ホールアースへ戻ります。
帰ってからはお昼ごはんを食べ、少し休憩です。
さぁそして、このキャンプの1番メインの時間、自分たちで作るオリジナル晩ごはんづくりです!
本日作るのはこの4品。
果たして全部上手にできるのか...
まずはレシピを紙に書いてまとめるところから。
ひとつひとつを整理しておけば、あとで楽になるはずです...
レシピをまとめおわったら、まずはみんなで食材を切ります。
役割分担をしながら、あっという間に食材が切られていきます。
今回のレシピは合わせ調味料を作る場面もたくさん。
計りながら慎重に作っていきます。
準備ができたらガス台へ。
交代しながら調理を進めていきます。
1品作るだけでも大変ですが、今回は子どもたちのやる気と熱意もあって4品を自分たちで作る。
でも、自分たちでやると決めたともあり、誰一人弱音も吐かずに一所懸命作っていきます。
そして、調理をするだけでなく、必要な調味料を運んだり、使い終わった調理器具を洗ったりと
役割分担もしっかりしながら、一人ひとりが自分にできることを見つけて取り組んでくれました。
そして、おいしそうな晩ごはんが完成!!
どれを食べてもおいしい。
スタッフも私たちもびっくりするくらいのおいしい晩ごはんとなりました。
ご飯のあとはレシピ集づくり。
これまでに作ったメニューのレシピをまとめていきます。
中には福島校で大人気のあのレシピも!
丁寧に作っていきます。
レシピ集も作り終わり、お風呂に入り就寝準備をしたら寝袋へ。
今日もみんなぐっすり寝ております。
明日はキャンプ最終日。
最後まで楽しもう!
ホールアース自然学校福島校
キャンプ長 たるる
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