学校と共に歩む理由 ホールアース自然学校の想い
なぜ、教育旅行に自然体験が必要なのか
子どもたちが自然の中で思いっきり遊んだり、大自然に心から感動する。そんな機会が、確実に減っています。
事実、国立青少年教育振興機構による「青少年の体験活動等と自立に関する実態調査」 (平成22年度調査)でも、その傾向が顕著に表れています。
一方で、「体験を多く行っている青少年ほど、他者への思いやりや積極性などの自立的行動習慣が身についている」という、自然体験が情操教育にもたらす大きな効果も明らかになっています(同調査より)。
日々、想像だにしないような凄惨な事件が相次ぐ今の日本。これはもしかしたら、自然体験の頻度が減ったために引き起こされる、心の叫びなのかもしれません。
教育旅行は、成長著しい子どもたちにとって、友人と共に「非日常」が体験できる絶好の機会。この思い出は大人になっても、色褪せることがありません。
だからこそ、私たちは「ほんものの自然体験」を提供し、子どもたちが自然の不思議やおもしろさに関心を抱くきっかけを創りたい。
ホールアース自然学校のプログラムが、子どもたちの心に小さな明かりを灯す。そしてその子どもたちが、自然学校なんて必要とせず、日常的に自然体験に親しむ毎日を過ごす。そんな社会を目指したいと、私たちは考えます。
