なぜ研修事業を大切にするのか ホールアース自然学校の想い
自然学校の技術と経験が活きる場所
自然学校は社会運動です。
自然体験や環境教育といったアプローチから、より良い社会に変えていくためには、その運動の担い手を1人でも多く増やすことが必要と考えています。こうした「人材育成」は、ホールアース自然学校が創設以来、一貫して取り組んでいる姿勢であり、全国の自然学校もまた、志を同じくして、様々な人材育成を行なっています。
こうした動きの象徴として、「隠している場合じゃない」という、財団法人キープ協会の川嶋直さんがおっしゃている言葉があります。自分たちのノウハウを積極的に公開し、普及し、仲間を育てていくプロセスこそ、自然学校業界が、日本のソーシャルビジネスの先駆けと言われる由縁です。
研修という場は、単に体験プログラムにご参加頂く場合と異なり、私たち自身の想いやメッセージを、より深くより熱くお伝えすることが可能になります。この意味において、研修事業はホールアース自然学校のことを、より深く知って頂ける機会とも言えます。
企業や団体の皆さまはもちろんのこと、未来の社会セクターを担う大学生や、日本の自然学校・エコツーリズムを学びたい諸外国のグループなど、多様な皆さまとの出逢いを楽しみにしています。
田中啓介(法人・研修事業部統括)
